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写真撮影が苦手な工務店でもできる住宅カタログ表紙の写真撮影術
集客の要は、言葉だと思っています。
”ペンは剣よりも強し”と言われるくらい、チラシにしろ、WEBにしろ、言葉のチカラは大事です。そして、それを具現化したものが、”写真”なんだと思っています。
これまで、住宅業界に関わってきて、これからの住宅集客のキーになってくるのは、間違いなく”写真”だと
思っています。
なぜなら、高性能のカメラが、割と安価になり、個人でも所有することが簡単になってきました。正直、数年前のカメラでも十分にいい写真は撮れます。
プロではなく素人の写真が採用されたカタログ
数年前、写真撮影に関して、ド素人だった私が、見よう見まねで撮った写真が、プロのカメラマンをおさえて、カタログの表紙を飾るという、珍事件(笑)がありました。
以下は、そのカタログです。
この2つカタログの表紙の写真は、私が撮ったものでもあります。
カタログ内のメイン写真は、大手ハウスメーカーの写真も手がけるプロのカメラマンが撮った写真なのですが、表紙だけは私が撮ったものが使われました。撮影していただいたプロカメラマンからは嫉妬の嵐でしたが(笑)
もちろん私は、プロのカメラマンでもないですし、普段から写真を撮っているカメラ小僧でもありません。撮影に関しては素人に近いわけです。
初心者でもできる住宅カタログ表紙の写真撮影術
ですが、たった3つのことを押さえておけば、素人でも住宅カタログ表紙並の写真を撮ることができるのです。
実は、表紙というのは、メイン写真としてよく使われる、正面から撮影する王道の写真とは違い、
”目に留まる”
ということが求められます。
これからお伝えする3点を心掛けていれば、住宅カタログの表紙使える写真が撮れるのです。(実際、それで撮れました。)
初心者でも撮影できる目に留めるための3点
1.カメラはデジタルの歪みが少ないものを使う
撮影当時使っていたのは、一眼レフではなく、パナソニックのデジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」でした。上司の借りてました。うろ覚えですが確か、Panasonic LUMIX DMC-FS7 だったかと思います。(シリーズの前後はあるかもしれません。)
本当なら、一眼レフカメラで撮影できればよかったのかもしれませんが、当時はまだまだいい値段をしてましたので、個人で持っている人も少なかったですね。上司がLUMIXを選んでた理由は、デジタル特有の歪みが他社と比べても少ないからなんだそうです。
今であれば、個人でも一眼レフカメラが購入しやすくなっていますので、そちらでもいいですが、上記のカメラと同等でもカタログのような写真が撮れるわけですから、無理する必要はありません。
2.水平、または垂直をとる
建物を見栄え良く撮るには、水平または垂直のラインのどちらかはしっかりと押さえてください。これは、建築写真を撮る時の基本です。
水平または、垂直も取れていない建築写真は、建物が傾いていると捉えられてしまうので、まず撮りません。
レベルが上がれば、構図がどうたらこうたらとありますが、
水平または垂直のラインのどちらかはしっかりと押さえる。
まずは、これだけ気をつけてください。
3.子ども目線で撮影
私が写真を撮った時、必ず心掛けていたのが、”子どもの目線”になることでした。わくわくできる気持ちとか、何かを探求する気持ちとか、住宅を通じてそういった部分を写真で描けたら…という気持ちでした。
実際に、膝をついて低い姿勢になってみてください。目線が変わるので、それだけでもかなりいろいろなアングルに気付きます。
プロのカメラマンは、正面の写真などの絶対押さえておかなければいけない王道の写真を撮影します。いわば、建築写真の王道は、大人目線なのです。
なので、その視点では撮られていない部分を押さえていくことが求められるのです。なぜなら、プロと同じ視点で撮影したって、敵うわけがないし、同じ目線で撮るのなら、プロに任せればいいのですから。
例えば、、、
この写真の場合は、茂みの中から家を発見した感覚や、茂みの中から覗き見をしているような感覚で撮ってましたね。よく言えば、「スタンド・バイ・ミー」とか「グーニーズ」とか、子どもの冒険心を掻き立てるような、そんなイメージです。
この写真は、中庭のある住宅で、中庭に出てすぐ上空を見上げて撮影しました。
背後の窓ガラスに空と樹木が映り込み、柱(束)や梁との関係が、なんとなく万華鏡のようで幾何学的で不思議な画になったので、写真を撮りました。中庭に植えてあった樹木がいいアクセントになっています。
子どもってこういう幾何学的な?感じって好きですよね。自分も小さいころ、家の中で不思議な空間を見つけては楽しんでたような気がします。
以上
- カメラはデジタルの歪みが少ないものを使う
- 水平、または垂直をとる
- 子ども目線で撮影
の3点です。
これらを心掛けて、あとは何枚も撮りまくることです。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるですよ(笑)
おまけ.構図力を身に付ければさらにいい写真が撮れる!
以前、紹介しました、「北欧、暮らしの道具店」もやはり写真のレベルが高いです。
余裕が出てきたら、少しずつ構図の勉強をしていけば、いい写真が撮れる確率は高くなります。本で勉強しなくても、ネットでも検索するとかなり情報が出回っています。