武力も権力も財力もない小さな工務店こそ広報を機能させた方が良い理由

広報という仕事って、工務店を始め、住宅業界ではあまり目にしませんが、これからはすごく必要な職種だと感じています。その辺の役割を、Web担でわかりやすく紹介されています。

目次

広報のプロフェッショナルな仕事ってどういうものなんですか?

武力も権力も財力もない小さな工務店こそ広報を機能させた方が良い理由
広報部って一見華やかそうに見えるけど、本当はどういう仕事をしているのか、日本IBMの玉川岳郎さんに広報の仕事の本質について聞いてきた。

結論、広報の軸はコミュニケーション。信頼関係を築くために高潔さや倫理観を持って接すること。

武力も権力も財力もない小さな工務店こそ広報を機能させた方が良い理由

広報とは、武力も権力も財力も使わない!

広報とは、武力も権力も財力も使わず、コミュニケーションを通じて、信頼関係を築き上げ、目的を達成することです。

具体的には、

  1. 組織のブランドを強化して、それを守る。
  2. (コミュニケーションの力で)事業の推進

などが挙げられます。

カタチに見えないため、評価されづらい・・・

記事内では、広報の評価についても書かれています。

広報の評価は、広告のように、広報活動がどれだけ売上に貢献したのかは、数値に表れづらいです。なので、新聞や雑誌に載った露出量を広告費に換算する手法で評価するのではなく、メッセージを届けたい相手に向けて、影響力の高いメディアを決め、想いをきちんとつたえることが評価に値するとされています。

ただ、残念なことに、このカタチとして見えない部分が、モノづくりの人たちに理解されにくい部分なんですよね。だから、工務店や住宅業界では評価されにくく、普及していない・・・

誰もができる反面、誰もがやってはいけない・・・

今はSNSやブログなど、自身で発信することが容易になっていますから、実は誰もが広報のような役割をできます。ですが、下手な人がしてしまうと、会社のブランドや価値が下がりますよ。例えば、やる気のない営業マンにブログを書かせるとか・・・

スキルも必要ですが、最後のページに書かれた、この言葉がマインドの本質を物語っています。

「広報の軸はコミュニケーションです。信頼関係を築くために高潔さや倫理観を持って接してください。」

武力も権力も財力もないなら、広報を機能させましょう。工務店や設計事務所に必要不可欠になるが、広報のチカラです。

それには、住という情報でコミュニケーションを取れるかどうか?が鍵を握っています。となると、家や暮らしのことが好きじゃなきゃ無理ですね(笑)

武力も権力も財力もない小さな工務店こそ広報を機能させた方が良い理由

工務店経営者が直面する現実

工務店経営者として、多くの方が日々の経営に追われ、広報活動の重要性を見過ごしていることが少なくありません。特に小規模な工務店では、資金や人手が限られており、広報活動に投資する余裕がないと感じるかもしれません。しかし、現代の情報社会において、広報の力は無視できないものとなっています。情報が氾濫する中で、自社の存在感をアピールするためには、戦略的な広報活動が不可欠です。

広報の力を活かさないことのリスク

広報活動を行わないことで、工務店が直面するリスクは大きいです。まず、自社の魅力や強みを伝える機会を失うことになります。これにより、競合他社との差別化が難しくなり、新規顧客の獲得が困難になる可能性が高まります。また、既存の顧客との関係も深化させることが難しくなり、リピートや紹介が減少するリスクも考えられます。さらに、地域社会との関係性も希薄になり、地域の信頼を失う恐れも出てきます。

広報活動が行われない背景

多くの工務店経営者が広報活動を行わない背景には、いくつかの原因が考えられます。一つは、広報活動の効果を具体的にイメージすることが難しいという点です。広告とは異なり、広報の成果は直接的な売上に結びつきにくいため、投資対効果を感じにくいのです。また、広報活動には専門的な知識や技術が求められるため、手を出しにくいと感じる経営者も多いでしょう。さらに、日々の業務に追われる中で、広報活動の重要性が見落とされがちです。

広報の真価を理解する

広報の真価は、短期的な売上向上だけではなく、長期的なブランド価値の向上や信頼関係の構築にあります。小さな工務店であればあるほど、地域社会との繋がりや信頼関係がビジネスの成長を支える要となります。広報を通じて、自社の価値やビジョンを伝え、地域社会との関係を深化させることで、持続的な経営の基盤を築くことができるのです。また、広報活動を通じて、顧客や地域社会とのコミュニケーションを図ることで、新たなビジネスチャンスを発見することも可能です。

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