工務店は隠したがるから共感されない!?小さな工務店は隠さず本音で語った方が良い理由

以前紹介した「日本仕事百貨」という求人サイト。

工務店は隠したがるから共感されない!?小さな工務店は隠さず本音で語った方が良い理由
日本仕事百貨

求人内容を、雰囲気の良さや考え方・コンセプトなどを、ストーリーを通じて、表現をして、共感を誘い、「ここで働いてみたいかも」と思わせる流れです。嫌な感じを与えず、相手を絞り込むことができ、応募者側も、感じに合わないなら応募しなくなります。

こういった手法は、集客にも使えますよね。

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ブラック企業?の求人情報

でも、その反対と言ってもいいぐらい、広告デザイン会社dofのこの開き直り方、結構好きです。

「ブラック企業dofに入社しないほうがいい10の理由。」 – dof inc.

工務店は隠したがるから共感されない!?小さな工務店は隠さず本音で語った方が良い理由

「弊社は、こうだよ。」という表現で、主な特徴を挙げており、それをメリットと感じるか、デメリットと感じるかは、「あなた次第」といったスタンスです。「こんなクソな会社に誰が入るか!」と思うかもしれませんが、dofは「サントリーのハイボール」「プリッツ」などの広告を手がけています。

例えば、2007年電通賞を受賞した、サントリーオールド・父の上京(『家族の絆』シリーズ)とか。

そのスキルを学びたい、人脈を得たい人は応募するでしょうね。

隠さず本音で語れるかどうか。

表現はテクニックですから、「日本仕事百貨」のように柔らかい表現もあれば、dofのような生々しい露骨な表現もあります。上記に共通しているのは、「隠さず伝えている」ということ。

現場の様子やお金のことも、包み隠さずすべてを見せてくれる、そんな施主が知っておいたほうがいいことを、変に隠し立てをする会社には共感できませんよね?でも、多くの工務店は隠したがります。

  • こちらの方が利益率が高いから、これをすすめます。
  • こちらの方がクレームが少ないから、これをすすめます。

こういった考えでは、考え方自体も共感されませんし、隠さざるをえないため、人や会社にも共感しませんよね。隠さず本音で語っていきましょう!

小さな工務店は隠さず本音で語った方が良い理由

1. 信頼の構築

小さな工務店では、お客様との信頼関係が極めて重要です。隠さず本音で語ることで、透明性が高まり、お客様からの信頼を得ることができます。信頼される企業は、長期的な関係を築く基盤となります。この信頼関係は、口コミやリピートのお客様を増やす効果もあります。透明性と誠実さは、企業のブランドイメージを高め、競合他社との差別化にも寄与します。

2. 適切なマッチング

隠さずに自社の特徴や強み、弱みを明確に伝えることで、お客様との適切なマッチングが可能になります。無理に隠して契約を取るよりも、本音で語り合うことで、お互いに合う関係を築くことができます。このような関係性は、プロジェクトの進行をスムーズにし、お客様の満足度を高める効果があります。長期的には、お客様との強固なパートナーシップを築く基盤となります。

3. クレームの削減

隠し事をすると、後でクレームの原因になることが多いです。最初から隠さず全てを明確にすることで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。クレームの削減は、企業のリソースを有効に活用するためにも重要です。トラブルの解決にかかる時間やコストを削減し、より重要な業務に集中することができます。

4. 社内の風土作り

隠さず本音で語る姿勢は、社内にも良い影響を与えます。正直で開かれたコミュニケーションが取れる企業文化は、社員のモチベーション向上にも寄与します。社員同士の信頼関係が深まり、チームワークが向上します。また、経営者と社員との間にも透明性が生まれ、組織全体での目標に対する共感と一体感が生まれます。

5. 地域社会との連携

小さな工務店は地域社会と密接な関係があります。隠さず本音で語ることで、地域社会との信頼関係を築き、地域に根ざしたビジネスを展開することができます。地域社会との連携は、地域のニーズに応えるサービスの提供や、地域貢献活動など、多岐にわたる可能性を開くものです。地域との強いつながりは、企業の持続可能な成長を支える重要な要素となります。

まとめ

小さな工務店が隠さず本音で語ることは、お客様との信頼関係の構築、適切なマッチング、クレームの削減、社内の風土作り、地域社会との連携など、多岐にわたってポジティブな影響をもたらします。隠さず本音で語ることは、小さな工務店にとって、成功への鍵となるでしょう。この姿勢は、企業の価値を高め、長期的な成長と安定をもたらす強固な基盤を築くものです。

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