雑記– 家というメディア –
「雑記」では、過去に公開していた記事をリライトしたり、住宅や工務店の在り方に対して思うことなど、価値観や哲学を中心に書いています。
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工務店の集客方法一覧
集客方法はたくさんあり、次から次へと出てきます。ですが、正直な話、注文住宅のようにサイクルが遅いビジネスは、今日ある集客方法を取り入れたからといって、明日劇的に変化があるわけではありません。日々の中でできることは、あなたの見込み客がよく... -
工務店が考える「リビ充」が失敗しやすい理由
リクルートが、「2017年のトレンド予測」の住まいのトレンドキーワードとして、「リビ充家族」をキーワードに挙げています。 【「リビ充」とは?】 「リビ充」とは、リビングを最大に広げて多用途に使い、空間は共有しながらも各々が充実した時間を過ごす... -
工務店経営の新しい視点:仕事論、経済学の教科書
年末年始のお休みに読んでほしい、オススメしたいマンガを紹介します。 【エンゼルバンク ドラゴン桜外伝】 概要 龍山高校で英語教師をしていた井野真々子は、教師としての成果を挙げながらも教師でいることに飽きてしまい、転職を決意する。そんな時、桜... -
工務店が暮らしで訴求するなら「一定のスペック」と「意味」が必要な理由
生活していく上で必ずしもいる必要はない「商品」は、多々ありますよね。注文住宅もそうですし、ジュエリーなどの宝石・アクセサリーもそうだと思います。こういった商品はどんどん増えていて、今ではテレビだってそんな商品の一つになってきています。 こ... -
「直下率」が一般的に注目され始めた池上彰の番組だが、その後の国の熊本地震における建築物被害の原因分析報告書には直下率の記述はない
先日、TBSで放送されていた池上彰さんの番組「池上彰のニュース2016総決算!今そこにある7つの危機を考える!ニッポンが危ない」で、熊本地震のことにも触れていました。 【ゴールデンタイムで『直下率』】 耐震基準の変遷(へんせん)を説明し、旧耐... -
工務店は注文住宅を「物との距離を見つめ直す機会」として活用した方が良い理由
TEDで公開されている「マイケル・マーフィー: 癒すための建築」の内容、すごくいいですね。住宅にも関わる大事なことを話ししています。 【マイケル・マーフィー: 癒すための建築】 建築は巧みに配置されたレンガという以上のものです。この強く訴えかける... -
工務店は顧客に向けた感情論や場の雰囲気を大事にした方が良い理由
人は「感情論や場の雰囲気に流されやすい」と言われています。 なぜなら、選択を迫られた時、根拠や論理性よりも、個人の主観(感情や経験)に基づいて判断しやすいため、自分に都合のいい情報を選んでしまう傾向があります。逆に、都合の悪い情報は無視し... -
工務店は提案する住宅に「住む」以外の必要性を生み出した方がいい理由
アメリカの元株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』を原作とした映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、いいですよ。むちゃくちゃなストーリーで、かなりイカれてますが、... -
50代以上の工務店経営者がミレニアル世代を理解できそうにない理由
西暦2000年以降に成人を迎えたミレニアル世代(1981年から1997年の間に生まれた人々)がいま結婚し家族を形成しようとしていることから、博報堂が買物構造・実態を研究したデータを公開しています。 データは2016年時のものですが、彼らは2023年現在だと、... -
工務店は子供に体験を提供し、その親をターゲットにした方が良い理由
国立青少年教育振興機構が、全国の20代・30代を対象に実施した「若者の結婚観・子育て観等に関する調査」2015年度の結果を発表しているのですが、調査結果を見ると、注文住宅には死活問題となる、「結婚したくない」「子供は欲しくない」と考える若者が増... -
工務店も板一枚で家具を提供できる!好みの板と組合せて簡単に家具を作れる【noashi】
好みの板と組合せて、テーブル・イスを簡単につくることができる、DIY家具「noashi」がシンプルでいいですね。4脚に板を挟むことで、簡単に家具をつくれますので、かなり自由度が高いです。 noashi - DIY専用 自分で作るテーブルの脚 【noashi - DIY専用 ... -
数字や利益も大事だけどそれ以上に、工務店経営者の選定基準で「良い」と思った住宅を丁寧に売る事が必要な理由
早稲田大学にほど近い商店街にある「こだわり商店」の商品に対する設定基準が良いですね。こだわり商店は、全国から本当においしいものを仕入れて販売する産地直送の食料品店です。 代表者の安井浩和さんは、リノベーションスクールで講師も務めているとの... -
高樹沙耶さん責任編集の住宅雑誌『レアリテ』が懐かしい。
2016年に元女優の高樹沙耶さんが、大麻所持の疑いで厚生労働省の麻薬取締部に逮捕され、その時に、「高樹さんといえば、2007~8年に発刊された『レアリテ』という住宅雑誌の責任編集をされてたなぁ」なんてことを思い出しました。 【2007~8年に発刊された... -
センスのある工務店は提案する注文住宅にアートを少し取り入れた方が良い理由
「アート作品は、美術館で観るもの? それとも一緒に暮らすもの?」というテーマの、BRUTUS (ブルータス) 2016年 11月1日号 No.834が興味深いですね。 アートって、派手で大きなイメージがありますが、大きい小さい派手地味関係ないんですよね。自分がどう... -
真面目な工務店ほど語彙力が高い人をターゲットにした方が良い理由
ベネッセが公開している調査結果で、語彙力と世帯年収との関連性を公開しています。語彙力が高いと、世帯年収が高いみたいですね。ということは、家を建てられる世帯もある程度の語彙力がないと難しいところに結びつきやすいのではないでしょうか。 語彙と... -
顧客から信頼されず好感度が低い工務店の10の傾向
たまにですが、こんな方に出会います。 こちらの話を聞かず、自分の話ばかりをしてきてたり、話の途中で他のものに気を取られたり、言葉の使い方がキツかったり、グチをこぼしてきたり、自分が悪いことを認めなかったり・・・ 意図的に、好感度を下げ、信... -
工務店の注文住宅には、施主が求める価値を共創することが必要な理由
2016年、プロ野球、セ・リーグの広島カープが巨人を破り、25年ぶり、7度目のリーグ優勝に輝きました。中学時代、広島に住んでいたので、カープファンの熱は知っていますが、前年がBクラスであっても、毎年「今年のカープはいける!」と優勝を信じてやまな... -
工務店は顧客と同じ目線に立ってアプローチをした方が良い理由
デイヴィッド・オグルヴィという方をご存知でしょうか? 1999年に亡くなられていますが、「現代広告の父」と呼ばれ、広告のあり方を変えた人物として、広告やマーケティングに、現在も大きな影響を与え続けています。 【デイヴィッド・オグルヴィ:広告の...