雑記– 家というメディア –
「雑記」では、過去に公開していた記事をリライトしたり、住宅や工務店の在り方に対して思うことなど、価値観や哲学を中心に書いています。
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工務店経営者は仕事にPLとBSの視点を取り入れた方が良い理由
工務店経営者の仕事は成果が出るまで時間が掛かります。 【時間が掛かる人材採用】 例えば、人材採用。昔から 求人媒体に載せるとか、 ハローワークを頼るとか、 知人に紹介してもらうとか、 というアナログな手法が、今でも変わらずあるのですが、今はInd... -
技術者としても経営者としてもレベルの低い工務店とは?
リフォーム産業新聞で、「省エネ基準適合義務化延期の賛否について」の記事がありました。記事の中で、延期賛成派と反対派の意見を紹介しています。 要約すると、 賛成派には、事業者の習熟度がまだ低いことが挙げられた 一方で反対派には、習熟度が低い事... -
工務店経営者の目の行き届く棟数を安定して継続していくことが家づくりの原点
Twitterを閲覧していたら、百獣の王・武井壮さんのツイートが興味深かったので、取り上げます。 【正しい独創も武器】 スポーツってのは正しいって人が言ったり書かれてることやっても上手くいく事ばかりじゃないのさ。動きに癖があっても他で物理的に補完... -
赤字経営から黒字経営に変えていくために工務店経営者に必要な思想と行動
工務店経営者も上手くいってる時は聞く耳を持たない方は多いので、何も言いませんが、だからこそ、赤字経営に傾いた時には、これまでの考え方や行動を見つめ直すことが必要になります。 赤字から黒字経営に必要な思想と行動をいくつかピックアップしてみま... -
小さな工務店は年間完成棟数10~20頭前後が良い!?
Twitterの設定を変えようといじっていたら、「ブロックしたアカウント」をふと目にし、「誰かブロックしてたかなぁ?」と覗いてみたら、 ・・・いた(笑) 昔、セミナー参加後に、「相談に乗ってほしいから会社まで来てほしい」という問い合わせをしてきた... -
小さな工務店が金融機関・支援機関等などから評価されるために必要なこととは?
以前、「工務店の数が減っていく時、何が評価される時代になるか?」という記事を書いたのですが、これは一般客目線と言いますか、家を建てる人の視点を考察したものです。 では、BtoBと言いますか、金融機関・支援機関等などから、企業として判断する視点... -
ダメな工務店経営手腕とダメな工務店社長、危ない工務店のチェックリスト
10年以上住宅業界にいて、恵まれた環境下で働いていた会社員時代から今まで、工務店経営者と接する機会も多かったです。 個人的な感覚ではありますが、 手腕としてダメな部分 人としてダメな部分 など、ダメな経営者には共通している部分があります。それ... -
小さな工務店に必要な「やらないことを決める」スリム・シンプル・スロー
小さな工務店に必要なのは、いかにやらずに成果を出すかになります。これは工務店に限った話ではなく、ビジネスに共通した本質なんですよね。 例えば、投資がテーマのマンガでも、そのことについて触れられています。 【インベスターZとは?】 『インベス... -
工務店は赤字経営のまま売上拡大をしてはいけない理由
赤字経営は、倒産へと続く道筋です。資本力に乏しい小さな会社ならなおさら。 経営とは、営みを続けるということですから、会社経営を継続させるために必要なことは 、黒字経営を続けることです。つまり、経営者であれば赤字経営を決して容認してはいけな... -
小さな工務店は、売上高の最大化よりも「粗利益の最大化」の方が大事な理由
利益を出すためには、売上高を最大化することに目が行きがちですが、下記のチャートでも分かる通り、位置付けとしては、「粗利益の最大化」の方が大事です。 【利益を出すためのチャート】 利益を出すためのチャート さらに、粗利益は「率」ではなく、「絶... -
【図解】工務店が利益を出すためのチャート
「売上を上げるには?」という話で、いつも下記のような公式が取り上げられます。 売上=客数×客単価×購入頻度 注文住宅が中心の工務店の場合、「購入頻度」は1なので、単純に「客数×客単価」となるわけで、そんなの言われんでもわかるレベルの話だと思い... -
請け負う工務店の経営状態がわからない現代の家づくり
先日入院した際、採血をされた時に言われたのが、「血がかなりサラサラ」ということ。(ここ数ヶ月、お菓子やジュースなどの間食を止めて、飲み物もお茶から水に変えた効果かも!?) 正直、素人目にはそのサラサラ感がわからないのですが、たくさんの血を... -
「南の島の家づくり-東南アジア島嶼部の建築と生活-」に行ってみた。
江東区・陽町駅の近くにある竹中工務店東京本店の1Fのギャラリースペースで、「南の島の家づくり-東南アジア島嶼部の建築と生活-」が、9月28日まで展示されています。 【南の島の家づくり-東南アジア島嶼部の建築と生活-】 竹中大工道具館企画展南の... -
工務店は注文住宅の過程を魅力的なものにした方が良い理由
森美術館で開催されている『建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの』に行ってきました。 【建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの】 https://www.youtube.com/watch?v=t1ZMPKjOu0U 展覧会は、写真撮影や動画撮影が可能な箇所が一部あり、撮影してきま... -
大半の工務店経営者は顔を出すだけでは集客に繋がらない理由
工務店経営者である個人をウリにして、顔を出す経営者は増えましたけど、それだけ集客に繋がりません。 実際、個人をウリにしている業界って多々あるんですけど、やっぱり顔を出すだけではほとんど意味がないんですよね。 【堅い業界は、初心者でも接しや... -
工務店経営者が前面に出るなら、お客さんからどう見られているか?どう見られたいか?を意識してキャラを作った方がいい理由
小さな工務店の場合、社長が全面に出て、個の部分で差別化を図りたいという戦略があります。これ、この手の手法が普及したため、そう考える小さな工務店の経営者は非常に多いです。 【工務店経営者が前面に出るなら、お客さんからどう見られているか?どう... -
ライフスタイルを提案する工務店は、その引き出しを増やした方が良い理由
先日、建築家夫婦の日常を追ったドキュメンタリー映画「人生フルーツ」を観たのですが、このていねいでやさしい時間は、気持ちにゆとりのある方でないと受け止められないだろうとも感じています。 その後に、無性に同じような「ていねいでやさしい時間」の... -
エクステリアは「家の化粧」。外構を充実させると注文住宅が売れやすくなる理由
数年前からエクステリアの重要性をすごく感じています。 ただ、注文住宅において、エクステリアって、結構おろそかにされがちなんですよね。まず、そもそもの言葉の意味からいって、「エクステリアと外構は違いは?」なんて話もあります。 【エクステリア...