タイトルとメタディスクリプション(紹介文)の最適化– 小さな工務店のためのSEO対策の基礎 –

目次

タイトルとメタディスクリプション(紹介文)とは?

タイトルは、

  • 検索エンジンにとっては、ページの内容を理解するための重要な要素であり、
  • 検索するユーザーにとっては、検索結果からクリックするページを決定する際の重要な要素でもあります。

そのため、タイトルには、そのページの主要なキーワードを含むように最適化することが重要です。

メタディスクリプションは、検索結果表示時に、タイトルの下に掲載される紹介文です。

紹介文なので70字以上になります。こちらもタイトルと同じで、検索エンジンにとっては、ページの内容を理解するための重要な要素であり、検索するユーザーにとっては、検索結果からクリックするページを決定する際の重要な要素でもあります。

タイトルとメタディスクリプション(紹介文)の最適化
タイトルとメタディスクリプション

主題を反映したキーワードを含めること

ウェブサイト全体(サイトタイトル)の場合

ウェブサイト全体のタイトル(サイトタイトル)は、そのページが何についてのものであるかを明確に示すことが必要です。

例えば、注文住宅を手掛ける工務店の場合、タイトルにはビジネスの名前と、提供しているサービス(例:「注文住宅」など)を含めることが重要です。また、地域名を含めることで、地域に特化した検索結果に表示されやすくなります。

  • 例:●●工務店 | ●●市の注文住宅
  • 例:●●工務店 – ●●市で木の家を建てる

メタディスクリプションも同じ考え方ですが、紹介文なので基本は70字前後で作る必要があります。

ブログの記事タイトルの場合

ブログのタイトルは、ウェブサイト全体と同じですが、よりその記事に着目して、何について述べているのかを明確に示す必要があります。つまり、記事の主題を反映したキーワードをタイトルに含めることが重要です。

例えば、「耐震」について書かれている場合、タイトルには「耐震」「耐震性」などのキーワードを含めるということです。これにより、ユーザーが「耐震」について検索したとき、その記事が検索結果に表示されやすくなります。

  • 例:●●工務店が考える耐震住宅
  • 例:耐震住宅とは?メリット・デメリットを紹介

メタディスクリプションも同じ考え方ですが、紹介文なので基本は70字前後で作る必要があります。

前半の文字を意識して、対策したいキーワードはできるかぎり冒頭に使用する

現在の検索結果の表示では、タイトルは26~32文字を超えてしまうと、検索結果表示上は省略されてしまいます。メタディスクリプション(紹介文)は70字前後のようです。省略基準がバラバラなので、できるかぎり冒頭に重要なキーワードがくるようにタイトルをつけましょう。

タイトルに自動差し込みがある場合

ちなみに、サイトの構造上で、ブログタイトルの後に、「|●●工務店」などが自動的に差し込まれるようにしているケースもあります。もし自動で差し込む場合は、地域名を含めて地域に特化していることをアピールするのも一つの方法です。ただし、タイトルがある程度長くなると、文字数の関係で検索結果には表示されません。どちらを優先するのかと言えば、「タイトル」なので、わざわざタイトルを短くする必要はありません。

以下の検索結果例だと、「|コラム|◯◯で注文住宅を建てる…」部分が自動挿入部分になっており、「…」以降が表示されていません。

タイトルとメタディスクリプション(紹介文)の最適化
自動差し込み部分は全部表示されない可能性が高い

装飾、実績・数字、わかりやすさを意識する

装飾、実績・数字、わかりやすさなど、これらはなくても構いませんが、意識した見出しにしたり、組み合わせることで、ユーザーの注意を引きやすくなります。

以下に「子供部屋 間取り」のキーワードを例として示します。

装飾

  • 【】大括弧
  • ! ビックリマーク
  • | バーチカルバー

例:「子供部屋の間取りで考慮すべき5つのポイント」の場合

  • 【新築前に必見】子供部屋の間取りで考慮すべき5つのポイント
  • 新築前に必見!子供部屋の間取りで考慮すべき5つのポイント
  • 新築前に必見|子供部屋の間取りで考慮すべき5つのポイント

実績・数字

  • 【◯◯向け】・・・初心者向け、4人家族向け、シニア向けなど
  • 【◯◯人から選ばれた】・・・実績など
  • 【◯◯のプロが監修】・・・専門的な内容

例:「子供部屋の間取り」の場合

  • 【初心者向け】子供部屋の間取りで考慮すべき5つのポイント
  • 【20人の施主が選んだ】子供部屋の間取りで考慮すべき5つのポイント
  • 【建築家が監修】子供部屋の間取りで考慮すべき5つのポイント

わかりやすさの強調

  • 【◯選】・・・おすすめ
  • 【ランキング】・・・比較系
  • 【2023年最新版】・・・最新情報

例:「子供部屋の間取り」の場合

  • オススメ7選!子供部屋の間取り
  • 【比較ランキング】子供部屋の間取り
  • 【2023年最新版】子供部屋の間取りガイド

ユーザーの検索キーワードに合わせて、タイトルとメタディスクリプション(紹介文)をリライトする

公開後、安定して上位を取れていたが、時間と共に表示順位が下がってしまったケースの場合

このケースの場合、記事の内容は悪くないが、目を引くタイトルやメタディスクリプションタイトルでなくなった可能性があります。その場合、メタディスクリプションをリライトすることで、再浮上しやすくなります。

  • 変更前のタイトル:【2019年最新版】アイランドキッチンおすすめ5選!
  • 変更後のタイトル:【2022年最新比較】アイランドキッチン人気ランキング5選!

結果、再度上位を獲得!(※上記のタイトルは事例に基づいた仮名です。)

対策1:メインキーワードでの上位表示された他の記事のタイトルを確認して、共通しているワードを拾い出す

  • 4つの記事でタイトルに「比較」というキーワードが含まれていた
  • 3つの記事でタイトルに「人気ランキング」というキーワードが含まれていた

対策2:自分の記事タイトルには含まれていない共通ワードを見つけ、リライトする

  • 最新情報にして、「比較」を付け足す
  • おすすめ→人気ランキング
  • 合わせて、メタディスクリプションも修正する

対策3:リライトしたタイトルと、記事内容(本文)が合っているか?

  • 合っていなければ、タイトルと合うよう、記事内容(本文)もリライトする。

このように、タイトルやメタディスクリプションを検索キーワードに合わせてリライトすることで、検索順位を回復させる可能性が高まります。

メタキーワードは不要

メタキーワードとは、そのページがどんなキーワードと関連したページなのかを示すタグのことを指します。

古いホームページの仕様だと、メタキーワード(meta-keyword)を求めているものがありますが、現在のGoogle 検索ではサポートされておらず、使用しても無視されます。

<meta name=”keywords” content=”…”> meta-keyword タグは Google 検索では使用されないため、インデックス登録やランキングにはまったく影響しません。

サポートされていないタグと属性

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