多くの工務店がホームページで満たせていないSEO内部対策– 小さな工務店のためのSEO対策の基礎 –

目次

クロールされインデックスされる構造になっているか?(検索に引っかかる構造になっているか?)

該当ページのソースを開いて、「noindex」や「nofollow」が入っていたら、そのページはクロールされないインデックスもされない=検索に引っかかる構造になっていない。ということです。

多くの工務店がホームページで満たせていないSEO内部対策
とある工務店のブログのソース

Google Chrome で該当するページのソースを開く場合、Windows:ページを右クリックし、「ページのソースを表示」(または「ソースを表示」)を選択。 

noindex:クローラーに対して「インデックスを拒否」することを指します。つまり、検索エンジンに対してそのページを検索結果に表示させないようにすることができます。
nofollow:ページ内のリンクをクロールさせないことになります。つまり、そのページからのリンクをたどらせないようにすることができます。

改善方法としては、「noindex」や「nofollow」を入れないようにすること。

タイトル<title>とメタディスクリプション<meta name=”description”>はページ別に設定されているか?

メタディスクリプションとは、記事の概要を紹介する100〜120文字程度の文章のことです。検索エンジンの検索結果画面に表示され、ユーザーがコンテンツをクリックするかどうかを決める際に役立ちます。

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タイトルとメタディスクリプション

該当ページのソースを開いて、<title> と <meta name=”description”>の部分を確認してみましょう。それぞれのページ毎に、設定されているなら問題ないですが、よくあるダメなケースは、入力画面で入れた個別記事のタイトルと異なり、どの記事も同じに設定されていたりします。これでは意味がありません。

ダメな例(※記事タイトルとタグ内容がズレている)
 記事の入力タイトル:アルミサッシ・アルミ樹脂・樹脂サッシの断熱性能を比較してみた
 タイトルタグ:<title>◯◯市の注文住宅は◯◯工務店</title> ※どのページも同じ
 メタディスクリプションタグ:<meta name=”description” content=”◯◯市で注文住宅を建てる◯◯工務店です。… ※どのページも同じ

多くの工務店がホームページで満たせていないSEO内部対策

改善方法としては、個別にタイトルとディスクリプションが入力でき、表示だけでなく、タグにも反映されていることです。

見出しタグ(h1、h2、h3など)は使えるようになっているか?

見出しタグ(h1、h2、h3など)は、

  • 検索エンジンにとっては、ページの構造と内容を検索エンジンに伝えるための重要な要素になり、
  • 閲覧するユーザーにとっては、ページ自体の読みやすさに関係してきます。

h4,h5,h6ぐらいまでありますが、h3までの使用で充分です。

  • h1タグは記事タイトル
  • h2タグは、その記事内の主要な見出し(大見出し)
  • h3タグは、h2タグ内での詳細な見出し(小見出し)

◯ 正しい見出しの設定

<h1>記事タイトル</h1>
 <h2>大見出し(1)</h2>
  <h3>小見出し(1-1)</h3>
  <h3>小見出し(1-2)</h3>
  <h3>小見出し(1-3)</h3>
 <h2>大見出し(2)</h2>
  <h3>小見出し(2-1)</h3>
  <h3>小見出し(2-2)</h3>
  <h3>小見出し(2-3)</h3>

✕ 誤った見出しの設定

<h2>記事タイトル</h2>
 <h1>大見出し(1)</h1>
  <h2>小見出し(1-1)</h2>
  <h3>小見出し(1-2)</h3>
  <h3>小見出し(1-3)</h3>
 <h3>大見出し(2)</h3>
  <h2>小見出し(2-1)</h2>
  <h2>小見出し(2-2)</h2>
  <h2>小見出し(2-3)</h2>

見出しタグの最適化は、検索エンジンがページの内容と構造を理解するのを助け、ユーザーが情報を見つけやすくするために重要です。ダメな制作会社は、このタグの設定が無茶苦茶だったり、またはタイトルのh1以外を使用していなかったりします。

また、以下の画像のように、h2h3それぞれの見出しを装飾しておくと、記事の読みやすさが増します。

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見出し例(h2,h3)

XMLサイトマップは作成され、登録されているか?

XMLサイトマップとは、検索エンジンにサイト内のページを伝える役割を担うデータです。サイト上に公開される一覧とは異なります。(そちらはHTMLサイトマップと呼びます。)

まず、XMLサイトマップがあるかどうかの確認をしましょう。以下のように、自社ドメインの後に、sitemap.xmlを付けたURLにアクセスしてみてください。

例:https://◯◯.com/sitemap.xml

すると、以下の画像の通りでなくても、何かしらの機械的な文字が表示されたりします。「404エラー」などと表示された場合は、設置されていない可能性があります。

多くの工務店がホームページで満たせていないSEO内部対策
XMLサイトマップ例

そして、XMLサイトマップである「sitemap.xml」データは、Googleサーチコンソールに一度追加しておくことで、

  • クローラーがサイトを巡回する際に、サイトマップの情報を利用して、インデックスすることができる。
  • 公開したページが、クロールされずにインデックスされないことを防げる。

など、サイトのSEO効果を高めることができます。

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Googleサーチコンソールに、サイトマップをsitemap.xmlを追加

Googleサーチコンソールにサイトマップを追加しなくても、クローラーはサイトを巡回してインデックスしてくれますが、アクセス数の乏しいWebサイトだといつになるかわかりませんので、登録していおいて損はないです。(Googleサーチコンソールは、Googleアカウントがあれば無料で使用できます。)

注意:WEB制作会社に丸投げだとこれらの対策がされてないことが多い

以下のチェック項目は、サイト構造に関わる部分のため、自社でいじれないケースもあると思います。その場合は、WEB制作会社に依頼する必要があります。

また、SEO内部対策について、細かいことを挙げたら、「パンくずリストの設置」「内部リンク」「noindex」などもあります。

ただ、WEB制作会社に丸投げだとこれらのSEO対策がされてないことが多いです。実際、工務店からWeb集客の相談を受ける7割以上が、Web制作会社に問題があり、ホームページの問題も改善もしにくい状況に陥っています。

最も簡単に解決する方法は、そういった部分が設定済みのテンプレートを使用して、ホームページを制作することです。


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